1966年に日本初の地熱発電所が完成して以来、現在国内には18カ所の地熱発電所があります。電力の総容量はおよそ535MW(53万キロワット)です。
掘削リスク、国立公園法の規制、地域社会との交渉など、開発リスクが高い。
温泉すなわち入浴、として温泉は日本が世界に誇る日本文化のひとつです。全国で約3万1千ヶ所ある温泉のうち、高温が約1千500ヶ所あります。これら全てに地熱発電を導入すると、723メガワットの電気に匹敵すると推定されています。(*)
国際観光旅館連盟の発表によると、2009年度は大型旅館の売上げは前の年に比べ、19%減少し、旅館総数の約48%が赤字という実態が浮き彫りになっています。また震災と原発事故の影響で海外からの観光客は激減、観光地は深刻な状況に面しています
*日本アイスランド地熱エネルギーフォーラム、日本地熱学会出典